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R・T(介護福祉士/正社員)
これまでのヒストリー
中学校在学中の職場体験を通じて介護に興味を持ち、福祉の専門学科がある高等学校へ進学する。
在学中に介護福祉士を取得し、卒業後は老人保健施設へ就職。
その後、より介入が必要な方のケアに魅力を感じ、以降は特別養護老人ホームでの勤務を続けてきた。
社会福祉法人弘成会に入職したのは、令和3年1月。
3階ユニットに配属され、正社員としてユニットケアを提供しつつ行事委員会にも所属し、他フロアの行事委員会メンバーと協力しながらご利用者の笑顔を追求している。
行事委員会について
入職半年が経過した頃、当時のリーダーから「楽しいことが好きそうだから」と行事委員会への加入を勧められ、令和5年4月から委員長を務めさせていただけることとなりました。
行事委員会は、各フロアから1名ずつの計4名で構成されていて、第2金曜日と第4日曜日に集まっています。
主な活動内容は、行事の企画や運営など行事を取り巻くPDCAサイクルを回すことです。
令和5年度の行事委員会の活動スローガンは「立ち上がれ!行事委員会!」です。
コロナ禍ではクラスターを恐れすぎて行事の実施が遠のいていましたが、「このままではいけない。できることを考えよう!」と委員会メンバーで決めたスローガンです。
行事委員長として
多くの介護事業所が人材不足を感じているなか、介護を志望した限られた人材の取り合いが激化している現状があり、正直なところ、食事介助、入浴介助、排泄介助の三大介護(三大介助)を提供するだけで精一杯なときもあります。
しかし、介護の三大原則である「生活の継続性」「自己決定の原則」「残存能力の活用」は如何なるときでも忘れてはならない原則ですし、行事や余暇活動を通してもその実現を図ることは重要だと考えています。
そこで、手厚い人員配置にしないと安全に楽しい行事ができないような内容ではなく、通常の出勤人数でも実施可能な行事や、時間が空いた時に実施できるような行事を委員会メンバーで考えています。
今後の目標は、行事委員会の介入がなくても、各々の職員が自発的に行事やレクリエーション活動を行えるように職員のモチベーションを上げていくことです。
これから介護業界を目指している方へ
介護が必要になっても、自宅で過ごしている私たちと何も変わりません。
朝起きたらトイレに行きたいと思うのも、同じ姿勢で居続けると疲れてしまうことも、蔑ろにされたら悲しみや怒りを覚えることも、誰かに大切にされていると感じられたら嬉しいと思うことも、一緒です。
介護の仕事は、身体的にも精神的にも大変な仕事だと言われることもありますが、お客様(ご利用者)とここまで向き合っていく仕事は、介護しかないんじゃないかと僕は思います。ご利用者と向き合い続ける介護職として「その人らしさ」を守り続け、また、私たち職員の「その人らしさ」も輝くような施設を作り上げていきましょう!